8月6日「圧電うちわ」の電子工作会を開催しました。

去る8月6日(土)に圧電うちわの電子工作会を「あいぱれっと」で開催しました。あいぱれっとでの夏休み電子工作は7/23に続いて2回目になります。今回の工作は、うちわの柄の部分に圧電バイモルフ素子を取り付け、うちわを扇ぐ時に柄がしなる力のエネルギーを使って発電し、その電気で白と青のLEDを光らせるというものです。
 うちわ工作では子供たちにはLEDの極性を合わせて圧電バイモルフの出力に配線することが結構大変そうでしたが、最後には、無事全員うちわを光らすことができました。全員光ることが目標だったので、本当に良かったです。工作の間は子供たちは本当に真剣で、その過程では我々の想像を超えることがいくつもあり、やっぱり子供には未来があるな~と改めてこの事業をやってよかったなと思えました(因みに今現在発電するうちわを持っているのは、世界中で君たちだけですよ~たぶん。)。
 今回も東京大学森田先生の圧電の講義と森田研究室OBのお二人に圧電応用機器(超音波モータやパラメトリックスピーカなど)をデモしていただき、子供達には理科に触れる貴重な体験になったと思います。将来、立派なエンジニアに育って森田研に入ってくださいね。期待していますよ~。また、今回の工作会の為に、圧電バイモルフ素子を無償提供してくださった、株式会社富士セラミックス様にはこの場を借りて、熱く御礼申し上げます。