サウンドハウス社のプロ用デジタルアンプ  DCP-1400を修理しました。

 私はオーディオの事は詳しくないのですが、開業と同時に近くのライブハウスのオーナーと親しくなる機会に恵まれて、プロ用のD級アンプを修理することとなりました。左右出力バランスの不具合、オーディオ出力の不安定、モノラル、ステレオ、ブリッジ出力の表示不具合などの問題がありました。
 結果として、OPアンプの交換、増幅部のコネクタ交換、電解コンデンサ交換、スイッチングトランジスタ交換などで、無事に元通りに治すことができましたが、。

 修理で感じたのは、最近のD級アンプはすごい!。プロ用なので、入力から増幅段のかなり後ろまで、差動をキープして、耐ノイズ性能もしっかりしてるし、なんたって1400Wですからね。どんだけ大出力が、こんな薄いマシンにできるのだろうと感心しきりでした。昔はボリュームを上げると、未入力でもジージーと音がしたものですが、このアンプでは、まったくしない。然るに、試しに音楽を鳴らすと、いきなり爆音ということが何度か経験しました。最近、10MHz帯域の4象限アンプの話もあり、音声帯域から簡単に高い周波数に伸ばせればいいのですが、そもそも、このアンプのキャリア周波数が300kHz程度なので、あと2桁キャリアは上げないと駄目ですね。この今回の修理はいろんな意味で大変勉強になりました。

第13回高専ハカセ塾(11/5熊本キャンパス会場)に当社の圧電ギターキットを販売しました。

 熊本高専の小田川先生が主催する『高専ハカセ塾』に、当社の圧電ギターキットを、使用して頂きました。キット部品の一部は、当社が企業様などから余剰部品を購入させてさせていただいたもので、そういう知的な好循環を目指す当社にとっては、高専という新たなルートを得ることができました。
 今回の販売で、Green_Semiconは国立高等専門学校機構とも取引業者の登録も行うことができ、企業様、先生、高専担当者様、皆様にこの場をお借りして感謝申し上げます。
 さすがに、熊本に行って直接子供たちと触れ合うことはできませんでしたが、小田川先生より、活動の様子のリンクを頂きましたので、謹んでリンクを張らせて頂きます。

 もし、年末年始あたりで子供向け工作会などを企画されていらっしゃる先生方、いらっしゃいましたら、お気軽にお声がけください。

 ↓ 以下高専ハカセ塾でのリンクです(子供たちの真剣な様子が良いですね)

https://kumamoto-nct.ac.jp/update/2022/11/20221109c/

8月6日「圧電うちわ」の電子工作会を開催しました。

去る8月6日(土)に圧電うちわの電子工作会を「あいぱれっと」で開催しました。あいぱれっとでの夏休み電子工作は7/23に続いて2回目になります。今回の工作は、うちわの柄の部分に圧電バイモルフ素子を取り付け、うちわを扇ぐ時に柄がしなる力のエネルギーを使って発電し、その電気で白と青のLEDを光らせるというものです。
 うちわ工作では子供たちにはLEDの極性を合わせて圧電バイモルフの出力に配線することが結構大変そうでしたが、最後には、無事全員うちわを光らすことができました。全員光ることが目標だったので、本当に良かったです。工作の間は子供たちは本当に真剣で、その過程では我々の想像を超えることがいくつもあり、やっぱり子供には未来があるな~と改めてこの事業をやってよかったなと思えました(因みに今現在発電するうちわを持っているのは、世界中で君たちだけですよ~たぶん。)。
 今回も東京大学森田先生の圧電の講義と森田研究室OBのお二人に圧電応用機器(超音波モータやパラメトリックスピーカなど)をデモしていただき、子供達には理科に触れる貴重な体験になったと思います。将来、立派なエンジニアに育って森田研に入ってくださいね。期待していますよ~。また、今回の工作会の為に、圧電バイモルフ素子を無償提供してくださった、株式会社富士セラミックス様にはこの場を借りて、熱く御礼申し上げます。

7月23日圧電エレキギターの電子工作会を開催しました。

去る7月23日(土)に圧電エレキギターの電子工作会を「あいぱれっと」で開催しました。この工作は、圧電素子を音のピックアップとして使用し、この信号をアンプで増幅して、スピーカーから音を出すものです。東京大学森田先生と埼玉大学高崎先生からは、圧電についての色々な応用機器(最先端のもの)を持参いただき、子供達には理科に触れる貴重な体験になったと思います。
 子供たちは一生懸命、ブレッドボードで回路を作り、配線し、工作して、無事全員音を鳴らすことができました。全員完成が目標だったので、本当に良かったです。この中の何人かが、将来、立派なエンジニアに育ってくれることを、期待していますよ~。

講習風景
講習風景
孔をあけ忘れてました。ごめんね!

さいたま市子供家庭総合センター「あいぱれっと」で夏休み電子工作会を開催します

 Green_Semiconでは、東京大学工学部 森田 剛先生が主催し、以下の2日間に開催される夏休み電子工作会を全面的にサポート致します。
 7月23日(土) 圧電エレキギター
 8月 6日(土) 圧電うちわ
 この会の開催には、場所を提供いただく「あいぱれっと」様はもとより、(社)日本機械学会、次世代センサ・アクチュエータ専門委員会(精密工学会)のご協力のもと、(株)富士セラミックス様より圧電バイモルフ素子のご提供を頂き、実現にこぎつけました。Green_Semiconでは、工作物の試作検討、必要部材の集約・アッセンブリ、講師派遣などで、全面協力させていただきます。特に電子部品については、設立時の目的である将来のエンジニアを育てるという観点から、当店の在庫を活用した、安価な部品提供をさせて頂いております。
 もし、教育機関や児童館のような子供たちと接する機関の方で、興味がある方は、同様の工作会を開催できますので、Green_Semiconまで、ぜひご一報ください。

中華タブレットの電源部分の修理をしました

ここの所、修理の依頼が増えてうれしい悲鳴です。高崎創業塾で同期の方よりの依頼で、Dragon TouchのK10タブレットを修理しました。同期の頼みは断れません!。このタブレットは、USBのマイクロB端子を電源コネクタに使用しているのですが、この端子の劣化による、接触不良でした。蓋を開けるのに結構苦労させられましたが、何とか開けるとUSBコネクタは足がすべて半田のランドから引きちぎられておりました。コネクタの周囲もスルーホールで固定されているわけでもなく、これだと確かにすぐ壊れるかな~と思った次第です。新しいコネクタを手配し、そちらを半田付けするとともに、周囲をエポキシ樹脂で補強して、修理(ちょっと強化)を完了しました。1枚目の写真の右下に、壊れて外したコネクタ。2枚目は修理完了して、USB電源を差し込んだら、充電が始まった様子。ノートにつなぐと500mA、専用のUSB電源(ACコンセント差し込み)では1Aの充電電流だった事から、きちんと通信もできております。

BROWER社のスキータイマを修理しました。

近年、競技スキーの練習に欠かせない、スキータイマの修理を、某日系カナダ人コーチからのご紹介で、修理をしました。結構、古くからあるこのBROWER社のタイマは、使用されているチームも多いため、故障して使えなくなっているものが多数あるようです。店主も、競技スキーに長らくお世話になったので、恩返しのつもりで、修理をお受けしました。無事修理を完了できて良かったです。USBケーブルで同期を取るデジタル部分の不具合でした。写真と同様のタイマをお持ちの方で、使えなくなってお困りの方、あきらめずにご一報ください。

スマホ、タブレットへの表示不具合を修正

HP完成を、知り合いの人たちに連絡したところ、「スマホで見るとえらい読みにくくなっている」とのご指摘を頂きました。そこで、昨日、スマホ、タブレットでの表示を見ながら、修正をおこないました。完ぺきではありませんが、だいぶ見やすくなったと思います。
 まだ、見にくいなどのご指摘がございましたら、修正していきますので、どんどん、連絡ください。
  代表: 黒崎信之

Green_SemiconのHPを公開しました!

 ようやく、Green_Semiconのホームページが公開できるようになりました。当店の設立の趣旨や、部品販売やキット販売などやっていること、次世代のエンジニアのサポートなどやりたいことなどを公開しています。
 今後、販売部品の追加情報、技術情報、お休み情報など、随時、こちらから公開していこうと思います。
 当店に興味があり、不要部品を売りたい方(企業様)、古い部品が無くてお困りの方等々、お気軽にお問合せページから連絡ください。今後ともよろしくお願いします。

                          Green_Semicon 代表
                             黒崎 信之